KGBL秋季大会、ライオンズ、ベスト8で終幕

7点リードされて迎えた5回裏、3番がこの試合2本目のタイムリーを放ち意地を見せる

 

ライオンズ1部チームはKGBL秋季大会(チャンピオン大会)準々決勝で二小クラブと対戦、5-10で敗戦しベスト4進出は果たせませんでした。

 

試合が行われたのは11月3日(祝)の大沼グラウンド。二小クラブとは今年二度対戦し、KGBL夏季大会決勝ではライオンズが勝利。1か月前のジュニアカップ予選では敗戦しており、対戦成績を1勝1敗としています。

 

1部チームはKGBL以外の公式戦を既に終えていて、この試合に負ければ公式戦の全日程が終了。逆に勝利すればKGBL最終日進出が確定して2試合が組まれ、絶対に勝利したい大事な一戦となりました。

 

先攻は二小クラブ。ライオンズは相手4番までをノーヒットに抑えながらも、振り逃げと四球で二死2、3塁のピンチに。続く5番を内野ゴロに仕留めますが、ここで痛恨の2点タイムリーエラー!ライオンズは初回2点を先制されます。

 

1回表、二死2、3塁。内野エラーをカバーしてのバックホームも及ばず、2点を先制される

 

しかしライオンズもその裏すぐに反撃します。 先頭1番が四球で出塁し、続く2番が送りバントを決めると、1塁走者は判断良く3塁まで進塁。 ここで迎えた3番がレフト前にタイムリーを放ち、ライオンズが1点を返します。 この後も四球での出塁、相手の牽制悪送球などでライオンズは2点を追加して、3-2と早くも逆転に成功します。

 

1回裏、一死2、3塁。5番の投ゴロでホームを狙うがタッチアウト。やや無謀な走塁だった

 

ところがライオンズの守備が2回表に乱れます。 この回先頭の7番に右前安打を許しますが、続く8番を投ゴロに打ち取り、ダブルプレイを狙って二塁に送球。 しかしながらこの送球が逸れ、1、2塁オールセーフとしてしまいます。 9番から三振を奪うものの、1番に四球を与えて満塁。 続く2番は三振に斬って二死としますが、3番に痛恨の押し出し死球を与えて3-3の同点に。 さらにタイムリー1本とバッテリーエラー、野手失策などで5点を失い、ライオンズはこの回6失点。 3-8と大きくリードされてしまいます。

 

2回表、無死1塁。投ゴロでダブルプレイを狙うも、2塁への送球が逸れてオールセーフに。送球が逸れた時点で、1塁走者の2塁封殺のみに切り替えるべきだった

2回表、二死満塁。バッテリーエラーから3塁走者のホームインを阻止に行くも、勢い余り走者の走路を越してタッチできず。タイミングはアウトだっただけに、もったいない失点だった

2回表、二死2、3塁。3ゴロからの1塁封殺は、一塁手の足が離れたとの判定。痛恨の2点タイムリーエラーとなった

3回表、二死満塁のピンチで相手4番を遊飛に打ち取り、この回を無失点で切り抜ける

 

この後も二小クラブは4回表と5回表に1点を加え計10点。 ライオンズも最終5回裏に2点を返しますが、反撃もここまで。 この試合に敗れるとともに、1部の公式戦全日程が終了してしまいました。

 

5回裏、一死から1番が振り逃げで出塁し、この回の2得点に繋げる

5回裏、左前安打で出塁した4番が牽制で釣り出されるも、相手エラーに救われる。結果オーライ(この間に1得点)となったが、6点リードされていて走者を溜めるべき、かつ一死1、3塁という状況を考えると、離塁を焦る場面ではなかった

 

ライオンズはこの試合、3人の投手で10個の四死球、4つのバッテリーエラー(うち振り逃げ1)と5つの野手失策を相手に与えてしまい、不完全燃焼に終わった今季最終戦となりました。

 

ライオンズのメンバーとしての公式戦はこれで終了しましたが、選手たちの野球人生はまだ始まったばかりです。 選手皆さんの中学進学先での、より一層の活躍と成長を(野球を続けないとしても)期待します。

 

円陣を組む1部チーム。ライオンズでの経験を活かし、この先さらなる成長を期待したい

 

そして1部チームの選手たちのこれからに、ライオンズを応援して下さる皆さまの、熱いエールをお願いいたします。

頑張れ!小平ライオンズ!!

 


<管理人より>

今回も記事と写真を村田コーチにご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。

ライオンズ1部チームは今年度の公式戦終了となってしまいましたが、まだ2部、3部チームは試合があります。引き続き熱い応援をよろしくお願いします。

<2018/11/08 管理人:ミヤギ>

2018/11/08